今日は1997年に放送されてたアニメ「キューティーハニーF」 を斬りたいと思います。
永井豪シリーズの人気作で、その「F」で三代目ぐらいだったと思うのですが、人気アニメ「美少女戦士セーラームーンシリーズ」のあとにやったせいか、どうしてもそれと比較されてしまい、全39話という中途半端な話数で放送終了ということになってしまいました。僕も当時見ていて、「キューティーハニーのリメイク版だか何だか知らんが、5年もやってた長寿アニメのあとにこんな半端なものやられてもなあ・・・」と不服に思い10数話ぐらい見たら、「キャラクターはいいが、やっぱ話の内容ではセーラームーンには勝てはせんわ」と思いそれで見るのをやめました。
「F」の不人気の原因はやはりセーラームーンシリーズのあとにやったのがいけなかったのだと、他のブログの掲示板でもほとんどそう書かれていましたが、原因はそれだけではないと思います。それは第36話「勇気の戦い!電撃プロレスマッチ」のことです。この話は「F」の女子プロのエピソードの話で、元気を無くしたハニーを勇気付けるために、学園の理事長のアルフォンヌがみんなを女子プロレスの試合を観に誘い、そこでチャンピオンのヒールレスラーと超美人でリングコスチュームも超セクシーなベビーレスラーとの試合があります。この話は僕が見て来た女子プロネタの中でも最も良かったものの一つでお勧め物です。そのあと敵のシスタージルがリングに乱入してきて、ハニーに挑戦状を叩き付け戦う事になるのですが、でも問題なのはここからです。ハニーは「華麗な女子プロレスラーになれ~」といって変身しようとするのですが、変なものになってしまいます。そのあと何度やっても訳の分からないものにしかなれず、見ていてイライラしてストレスが堪り、「ふざけんな!バカヤロー!!なめとんのか!!!?」って怒りが爆発しました。結局、空中元素固定装置の故障と言う下らない理由で女子レスラーには変身出来ませんでした。まったくワザとやったとしか考えられません。
ファンの期待は平気で裏切る、三流のアニメというのはこうもやることが小さいのか!?と当時怒りすら感じました。どういうつもりだったのかはしりませんが、こんなてれえことやっていては、打ち切りになっても仕方ないのだと思います。
とにかくこの「F」の失敗は人気の長寿アニメの後にやったことと、その36話でハニーを女子プロレスラーに変身させなかったことつまりファンの気持ちもロクに考えずにそのファンの期待を平気で裏切るようなことをしたからだと思います。
勝って欲しい側の僕としては、責めてゲストの美人レスラーがシスタージルに見せしめにやられるところ見せて欲しくなかったです。あのままジルの邪魔さえなければ戦況的に彼女がヒールに勝ってたハズだったのに、まったくそれだけは残念でなりません(T_T)
こんなことやっていてはいろいろ叩かれても視聴率低迷で終わっても仕方ないのだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿