僕はこれまでたくさんのマンガやアニメでいろんな女子プロレスの話を見てきましたが、それで気になったことが一つあります。それはゲストのキャラとして出てきた女子レスラーでは悪役キャラよりベビーキャラの方が負ける話がなぜか多いと言うことです。
この間上げた「キューティーF」もその一つですが、それを代表するのは
漫画:「超バージン!」 秋田書店 うちだ藤丸 全7巻
だと思われます。この作品は主人公が自分の後遺症を克服するために女装して、その時に出会ったヒールの女子レスラーであるヒロインと時にはリングで一緒に戦ったりするなどの様々なドラマを繰り広げて行くラブコメものと言う内容なのですが、そのためか試合のシーンや話のときは、いつもベビー側がすぐ負けてヒール側が圧勝していました。ヒーローものでもそうですが、戦いの物語と言うのはどちらかが強すぎても弱すぎても面白くないのだと思います。いくら主人公側は強くなくてはならないからと言っても、ハッキリ言ってこの作品はベビー側が弱すぎて、ヒール側が強すぎて面白くありませんでした。それがこの作品の失敗だったのだと思います。
僕は子供の頃からマンガやアニメでの女子プロレスの話でベビーが負けるところを見る度に、普通はみんなカワイイ娘や綺麗なお姉さんに勝って欲しいと思うはずなのに、何で負かすんだろうとずっと疑問に思っていました。それは女子プロの話でベビーがほとんど負けるのは、その負ける姿が色っぽくていいからじゃないかと思われます。僕も大人になって負けて欲しい側の人間がいることを知ってそう思いました。ようするにこの世の中には僕みたいにベビーに勝って欲しいと思う人間より、負けて欲しいと思ってる人間の方が多いと言うことですね。でも普通は善玉の方が勝たなきゃならないのに、なぜそれが悪玉に負けなければならないのか、善と悪がいれば必ず善を応援するものなのになぜ悪を応援するのかそこのところが今でもちょっと理解に苦しみますね…(-_-;)
まあ僕は善玉でも悪玉でも女子プロレスラーなら、美人で可愛くて色っぽくてセクシーな方の味方ですから。
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